用語解説


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プライマー塗布鋼板プライマー塗布鋼板とは、造船や橋梁などの分表1は代表的なショッププライマーとその溶接野において、鋼板の切断・溶接などの加工および性(耐気孔性)などについての一般的な関係を示組立工程期間中の錆の発生を防ぐことを目的とししたものです。ショッププライマーの溶接に与えて、各種ショッププライマー(Shop―Primer)すなる影響は新無機ジンクプライマー<無機ジンクプわち一次防錆塗料により表面処理された鋼板のこライマー<ウォシュプライマー<ノンジンクプラとです。このようなプライマー塗布鋼板を用いるイマー≦ジンクリッチプライマーの順に大きくな方法をショップコート方式と呼び、日本が世界にると言われています。これは表1が示すようにシさきがけて行い、好結果を得たことから、日本のョッププライマーの種類により、その主成分が異造船業などの発展に大きく寄与したと言われていなるためにアーク溶接時に分解生成する水素・亜ます。鉛などのガスや金属蒸気の量および性質の違いにこのショップコート方式の塗装工程は図1のよよるものと考えられています。うになります。このショップコート方式に用いらなお、ここ数年来のプライマー塗布鋼板の使用れるショッププライマーについて、要求される性傾向は、造船分野では新無機ジンクプライマー塗能をいくつかあげますと、速乾性であること。鋼板への付着性に優れ、塗膜は摩耗・衝撃など布鋼板が主流であり、橋梁分野ではウォシュプライマー塗布鋼板と無機ジンクプライマー塗布鋼板がほぼ半々の割合で使用されているようです。に強いこと。このように、プライマー塗布鋼板の溶接では、屋外暴露に耐え、長期防錆を維持すること。溶接・溶断・ひずみ取りなどの加工への影響が気孔欠陥の発生防止についての十分な配慮が必要で、溶接の合理化(高速化・マルチアーク化など)小さいこと。などが挙げられます。を進める上では、溶接施工法に合った適切な溶接材料(耐プライマー性の優れたMX―Z200,MX―この中で、溶接施工に関して切っても切りはな200,MX―200H,DW―300)の選定とともに、プライせないのが(4)の溶接性に対する影響、すなわマー塗布鋼板の塗膜厚についても十分な管理が必ち、溶接の際に発生するピット・ガス溝などの気要となります。孔欠陥に関する課題であります。また、ショップ〈参考文献〉プライマーにはいくつか種類があり、用途に応じ中国塗布㈱;鋼材一次処理とショッププライマーて使い分けられます。未加工鋼板(1993年11月号)(ショットプラスト処理)第1次表面調整自動塗装ショッププライマー表1ショッププライマーと特性の一例(ケガキ板鋼切断溶接組立)加工(損傷部の補修)第2次表面調整防上食塗塗塗装装分類主成分耐暴露性溶接性(耐気孔性)ウォシュプライマ(エッチングプライマーー)無機プライマジンクー新無機プライマジンクージンクリッチープライマノンジンクープライマーポリビニシンククロメルプラチーールトシリケ亜鉛ート末特殊特亜ーシリケ殊樹鉛ト脂末エ亜ポキ鉛シ末エ防ポ錆キ顔シ料△△◎○△◎○◎〜○△○△図1塗装工程注)136中国塗料㈱塗装マニュアル一部参考


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