用語解説


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TMCP鋼TMCPとはThermoMechanicalControlProcessをオンラインにおいて実現することが可能となっの頭文字をとった新しい鋼製造技術の略称であています。り、狭義には制御圧延と制御冷却を併用した製造TMCP鋼は造船用HT―50鋼にいち早く採用さ技術をいいます。そしてそれらを適用して製造され、すでに実用化段階に入っていますが、これはれる鋼を一般にTMCP鋼と呼んでいるわけです。炭素当量Ceqを低減でき、耐溶接割れ性や大入熱TMCPはスラブ加熱に始まる鋼の熱間圧延、冷溶接継手のHAZ靱性を改善することができるな却過程を、単に成形プロセスとしてではなく、加どの特徴によるものです。図2はCeq.と引張強さ工熱処理プロセス、すなわち鋼の高強度化、高靱の関係を普通圧延法とTMCP鋼の場合について示化のプロセスとして有効に活用した製造技術といしたものですが、これより、HT―50鋼の場合、0.05えます。〜0.10%のCeq.の低減が可能なことがわかりま制御圧延後の冷却方法により、非水冷型と水冷す。Ceq.の低減により、予熱の省略、一層すみ肉型に大別されますが、最近開発、実用化された加溶接への非低水素系溶接棒の適用が可能となり、速冷却型とも呼ばれる水冷型がTMCPの主流とな溶接能率の向上という面で大きなメリットとなっっています。ています。図1は従来の普通圧延と加速冷却型TMCPの製大入熱溶接に対するHAZ靱性の向上も特徴の造熱履歴の比較を示したものです。普通圧延は所ひとつですが、大入熱溶接にあたっては、溶接材定の寸法に鋼板を成形することを目的としたもの料の選択にも留意が必要です。TMCP鋼はCeq.がであり、圧延条件が冶金的見地から制約されるこ低いため、母材希釈率の大きい片面一層溶接などとはありません。従って、この製造法では成形性を従来の溶接材料で行った組合、溶接金属においや圧延能率の点で有利な高温域での圧延が行わて、所要の強度や靱性が得られないことがありまれ、強度、靱性は合金元素の添加、不純物の低減、す。このため、TMCP鋼の特性を考慮した新しい焼きならしなどの熱処理によって確保されます。溶接材料が開発され、実用化されています。いっぽう、TMCP鋼は、低いスラブ加熱温度、さて、TMCP鋼がその特性向上に対して、最も温度調整を行う多段圧延、低い圧延仕上がり温度、効果的なのは低温用HT―50鋼の分野といわれて圧延後変態域を通ずる水冷で特徴づけられるものいます。実際、LPGタンカー、氷海船、海洋構造物で、制御圧延、制御冷却による結晶粒の微細化になどに実績があり、今後ともその適用は拡大されより、同一強度レベルの従来鋼に比較して、炭素ていくものと考えられます。当量(Ceq)の低減が可能となり、また、従来オフラインの熱処理で行われていた高強度化、高靱化(1986年4月号)200


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