Mail from America

ぼうだより 技術がいどの読者の皆さま、こんにちは。

Kobelco Welding of America Inc.（KWAI）の石井です。グローバル推進部にて溶接材料および溶接ロボットの営業を約7年担当し、2018年11月にKWAIへ赴任しました。KWAIはNASAで有名な米国南部テキサス州ヒューストンのお隣、スタフォードに本拠地を構え、北中南米向けに溶接材料および溶接ロボットシステムを販売する営業・マーケティング拠点です。お膝元である米国南部を中心としたエネルギー産業、建築鉄骨産業、自動車産業などをターゲットにステンレスフラックス入りワイヤ、軟鋼フラックス入りワイヤ、ソリッドワイヤを主力製品として、各地域のディストリビュータ様とともに日々拡販活動に取り組んでいます。

さて、今回はテキサス州のキャンプ事情について紹介致します。テキサス州の面積は日本の約2倍と非常に広く、州内は変化に富んだ気候ですが、私がキャンプに勤しんでいるヒューストンから半径300マイルくらいの地域は雨が多く、緑が多い印象です。そんなテキサスですが、キャンプのできる州立公園が多数あり、各公園の湖や川ではカヌー、カヤック、フィッシング、スイミング、ハイキング、自転車などのアクティビティが楽しめ、我が家はさっそく州立公園の年間パスポートを$70で購入し、2 ～ 3回/月のペースで、湖や川でカヌーやスイミング、魚を捕ったり、お決まりのバーベキューにビールを楽しみながら、ぼーっとしつつ、英気を養っています（米国生活10ヵ月で体重+6kgとなりました）。

アメリカ人はキャンピングカー（RV）でキャンプを楽しむことがメジャーなようで各サイトはそれ用の水道/電源を備えており、かつ、巨大なRVを止めるための広大なスペースが確保されています。個人的にはテントで寝る方が自然を楽しめて良いのではないかと思いますが、1度くらいはRVでの旅も経験してみたいと思っています。

また、公園にいる生物を見てみると、米国南部ならではかもしれませんが、湖ではカヌーをしている近くで普通にワニが泳いでいたり、キャンプサイトには大量の火蟻（家の近所にもたくさんいますが、噛まれると1週間は痒みが続きます）やたくさんのホタルがいたりと、スリリングな中にも幻想的な体験が楽しめます。

皆さんもアメリカを旅行する計画がありましたら、キャンプをアクティビティの1つに取り入れられてはいかがでしょうか。