コベルコ溶接テクノ 溶接研修センターは、昭和37年(1962年)に神戸製鋼所藤沢事業所に設立され、60年に渡り溶接研修事業を行っています。これまでJIS溶接技能者評価試験で多数の合格者を輩出したほか、神鋼溶接材料の販売組織 神溶会の新人営業マン教育や企業・団体向けの溶接基礎講習・アーク特別教育などを通し、溶接人材の育成に協力してきました。
今回は溶接研修センターのご紹介と、21年度にスタートした研修コースをご案内いたします。
36の溶接ブースに半自動・被覆アーク・ティグ・ミグ・セルフシールドアーク溶接用電源を配し、JIS溶接技能者評価試験やお客様のご要望に応じた各種溶接の実習・体験など、さまざまなニーズに対応しています。チタン、アルミニウム、ステンレスなどのTIG溶接も可能です。
溶接ブース:36
・半自動溶接機:31台 ・ティグ溶接機: 13台
・交流溶接機 :31台 ・ミグ溶接機 : 1台
・セルフシールドアーク溶接機:2台
最大30名収容可能な大教室と4つの小教室を活用し、大人数での研修から少人数での同時実施など、ご要望に応じた学科研修が可能です。
※新型コロナ感染症対策として、現在大教室での受講は15名程度としています。
神戸製鋼所 溶接事業部門での製品開発や技術サービス、試験・調査で培った豊富な溶接への知見を持つ講師陣を擁し、さまざまな溶接の学科・実技指導を行っています。とくにJIS溶接技能者評価試験受験コースでの合格率は90%を誇ります。
当社の試験・検査メニューを組合せた、機械試験や非破壊試験の実演・見学なども行っています。
一般社団法人 日本溶接協会が実施する「溶接技能者評価試験」合格に向けた研修です。
新規受験・再評価(更新)の双方に対応し、ご要望にあわせ2~ 5日間で学科・実技講習を行います。最終日は練習してきた溶接ブースで受験することができます。
ステンレス、チタンなどの実技研修も可能です。
溶接の基礎知識学習および、炭素鋼での被覆アーク溶接・半自動溶接・TIG溶接の実技体験を通し、溶接の基礎を習得します。新入社員や設計・管理などで新たに溶接に携わる方に受講いただいています。
お客様のご要望に応じた、オーダーメイド研修です。研修項目、開催時期・期間など、ご要望に応じカリキュラムを作成いたしますので、まずはご相談ください。
お客様事業所での、出張研修にも対応いたします。
・ 新入社員への溶接研修
・ 設備保全管理者への溶接研修
・ チタン/アルミニウム/ステンレスのTIG溶接実技指導
・ 現場管理スタッフ溶接研修
・ ボイラー溶接士実技講習
・ 溶接技術者・技能者のレベルアップ研修 など
溶接実習技能評価試験で専門級・上級試験を受験する方を対象とした実技講習会です。
JIS溶接技能者評価試験での合格率90%を誇る溶接研修センターが、合格に向け指導いたします。溶接研修センターにて定期開催していますが、全国どこでも講師を派遣することができます。
※受験はできませんのでご注意ください。
※当講習会は、通訳ができる方、受講者との意思疎通が可能な方の同行が必須となります。
普通・特別ボイラー溶接士の資格取得のための学科・実技試験対策研修です。
実技直前講習会については、期間中ご希望の日数でお申込みいただけます。
コベルコ溶接テクノでは、鋼板の手配から曲げ試験に加え、千葉・東京で更新する際は曲げ試験片の持ち込みにも対応しています。
コベルコ溶接テクノ溶接研修センターはTwitterで、JIS受験コースの受付情報や各種研修の情報、研修の様子などを発信しています。ぜひご覧ください。
https://mobile.twitter.com/kwts_kensyu
コベルコ溶接テクノ 溶接研修センターでは、お客様のニーズ・ご要望に合わせ、さまざまな溶接研修を提供しています。溶接の知識・技量向上、新人教育など、溶接に関する教育で困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。
後列左:大矢さん | 溶接研修センター長(2021年に試験室長より転任) |
後列中:安田さん | 研修グループ長(2022年4月に昇任) |
後列右:浅海さん | (2021年に開発溶接班より異動) |
前列左:小笠原さん | 研修受付、庶務担当 |
前列中:金子さん | (軽金属溶接マイスター) |
前列右:原さん | (2022年4月にCSグループより異動) |