解説コーナー | 試験・調査報告

2024国際ウエルディングショー 出展ご案内


コベルコ溶接テクノは、神戸製鋼所 溶接事業部門と長年にわたり培った豊富な知見と高い技術力をベースに、溶接・接合に関わる各種試験、損傷調査、材料調査、溶接試験体の製作・加工や溶接研修事業を提供しています。2024国際ウエルディングショーでは、溶接・非破壊試験の技術を活用したオーダーメイドでの欠陥入り溶接試験体、ステレオ画像相関法による溶接変形測定や残留応力測定メニューのご紹介、VRを活用した溶接トレーニングの体験会を行います。

1.VRを活用した溶接トレーニング

ナップ溶接トレーニングは、バーチャル上に熟練溶接士の運棒法を再現、その動きをなぞることで溶接の早期習得を促進します。1台で被覆アーク、半自動、TIG溶接の3溶接法、溶接姿勢も下向・横向・立向に対応し、鉄板・溶接材料が不要で何回でも練習ができます。被覆アーク、半自動溶接では板厚9mm、19mmを選択できるようになりました。

持ち運び自由で簡単操作、いつでもどこでも、バーチャル上で楽しみながら溶接トレーニングが可能です。

採点機能を標準装備、熟練溶接士の方は腕試しを、溶接は知っているけど未体験という方は溶接の面白さをバーチャルで体験してみてください。

言語は英語、ベトナム語を標準装備しており、海外溶接士のトレーニングにも活用いただけます。

*イマクリエイトおよびコベルコE&M、コベルコ溶接テクノの共同出展です。

*コベルコ溶接テクノは、溶接研修や複数カメラを用いた「溶接技能の見える化」による溶接技能向上をご提案します技能教育・技能継承にお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
溶接VR・可視化⇒https://www.kobelco-kwts.co.jp/services/welding_training/vr_training/
研修事業⇒https://www.kobelco-kwts.co.jp/services/welding_training/


2.欠陥入り溶接試験体

長年培ったアーク溶接と非破壊試験技術で、オーダーメイドで溶接きずを付与した試験体を製作いたします。各種非破壊試験の教材や試験技量の確認にご活用いただいております。

お客様の要望をヒアリングし、溶込み不良、融合不良、スラグ巻き込み、ブローホールなどの自然きずや非破壊試験の目的や方法に応じた人工きずを溶接継手部に付与します。納入時には試験体とともに、きずの情報(種類、サイズ、位置)および非破壊試験成績書を報告書として提出いたします。

会場では、欠陥入り溶接試験体の実物展示と同試験体の超音波探傷試験を映像で紹介いたします。


3.溶接現象の可視化―溶接変形・残留応力計測ソリューション

一般に溶接現象は局部的な急熱・急冷過程を伴うため、溶接された構造物には溶接変形や溶接残留応力の発生が避けられません。

コベルコ溶接テクノは、溶接試験体製作や溶接中の温度測定・マクロ断面観察などの溶接データ取得から、溶接変形・残留応力測定までの一貫したサービスを提供しており、CAEの妥当性確認にも活用いただいています。


〈ステレオ画像相関法〉

ステレオ画像相関法は、カメラを2台使用して対象物の3次元形状を計測する手法です。図1に示すように、対象物に対し塗料などでランダムパターンを付与し、離れた位置から2台のカメラで撮影します。ステレオ画像相関法の特長はこれまで困難だった対象物全体の溶接変形を連続的に3次元評価できることで、最大1.5m×1.2mまでの部材の計測が可能です。溶接条件、溶接順序や拘束位置が溶接変形に与える影響を確認することや、CAE解析の妥当性検証にぜひご活用ください。


図1 ステレオ画像相関法の計測手順


図2 造船部材への適用例


〈残留応力測定/修正コンター法〉

コベルコ溶接テクノは表面・内部残留応力など測定対象に最適な測定方法を提案いたします。

内部残留応力の測定にはMIRS法に加え、新たに修正コンター法をラインナップしました。(図3)


修正コンター法は図4のとおり部材中心部以外の測定も可能で、切断面の法線方向の残留応力を2次元マップで評価できます。こちらもCAE解析の妥当性検証にご活用いただけます。

図3 コベルコ溶接テクノ 残留応力測定メニュー


図4 修正コンター法の実施例


コベルコ溶接テクノ(株)
CS 推進部・営業部
https://www.kobelco-kwts.co.jp/
原田 和幸

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