神溶会コーナー

サポーターリレー
(東海地区)


ご安全に。中日本営業室の三宅と申します。本コーナーで東海地区をご紹介するのはコロナ禍真っただ中の2021年1月号ぶりとなります。2023年5月には新型コロナウイルスが5類に移行となり、神溶会会員各社様とお顔を合わせてコミュニケーションをとる機会も増え、コロナ禍前の姿に戻ってきています。

さて、今回は中日本営業室のメンバー、当室独自のサポートプレミアム活動「売ってよかった神戸製鋼、やっぱりKOBELCO大作戦!」についてご紹介させていただきます。


前列左から田中さん、宮瀬さん、塚原さん、樽谷さん、後列左から前田さん、木村室長、三宅(筆者)

◎営業室紹介

中日本営業室には現在営業5名、デリバリー担当2名の計7名が在籍しております。この7名で愛知、岐阜、三重、静岡の東海圏の営業活動を行っております。

◎サポートプレミアム活動
 「売ってよかった神戸製鋼、やっぱりKOBELCO大作戦!」

まず、直近の(2023年に実施した)溶接サポーター活動につきましてご報告致します。当地区ではこれまで2年に1度の開催頻度で実施しておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期が続き、2023年開催を希望される声が多く、販売店様向けの個別講習会実施含め、60名がサポーター講習会を受講されました。うち58名がサポーター資格を取得され、また、58名の中から、9名が溶接管理技術者(WES2級)に合格され、見事、シニアサポーター資格を取得されました。溶接サポーターで学ばれたことを日々の営業活動に活かしていただければと思います。

また、約3年にわたるコロナ禍での神溶会会員各社様とのコミュニケーション不足解消を目的に「売ってよかった神戸製鋼、やっぱりKOBELCO大作戦!」と題し、2023年上期よりサポートプレミアム活動を行っております。神溶会会員の皆様に「当社の製品を売って(提案して)良かった」と心から思ってもらうための“知識と実力” を備えていただくための活動になります。まず、溶接材料においては会員各社様がお客様に対して、「トータルコストで貢献」、「高品質で高能率」な溶接材料を、自信を持って提案できるようにするための講習会等を行っております。例えば、すみ肉の多層盛溶接に時間を要している、というお客様の声があった場合、大脚長溶接が可能な DW-50BFやスラグ密着性を特長とする MX-Z200MPをご提案するなど、課題に合わせた推奨銘柄事例紹介をしております。個別講習会9社、キャラバン巡回代理店・ユーザー数5社、同行巡回70社(2023年上期実施分。下期は継続実施中)に参加いただき、好評をいただきました。次に溶接システムでは、販売窓口となられた会員各社様が納入した溶接ロボットを責任持ってフォローできるよう、特にチェック・ケアすべきパックワイヤから溶接トーチ先端に至るまでの“送給経路”に絞って、ユーザ様に同行訪問し講習を行っております。ロボットに馴染みのない場合、どうしてもとっつきにくい印象を持たれてしまいますが、注目すべき箇所を絞ることで理解しやすい内容にしております。送給経路上の問題といっても原因はさまざまですので、会員各社様とユーザ様へ繰り返し同行訪問を行っていく中で理解を深めていただき、しっかりとフォローできるような体制づくりに貢献できればと考えております。

2023年下期もサポートプレミアム活動を継続しており、会員の皆様としっかりとコミュニケーションをとり、当社製品を本当に売って良かったと実感していただけるよう、今後も同行巡回や定期的な活動として、皆様とともに本活動を盛り上げていければと考えております。

2023/9/6~7で開催したシニアサポーター講習会

◎最後に

中日本営業室では2024年度も講習会をはじめ会員各社様の技術営業力向上に貢献できるようにさまざまな企画を予定しておりますので、奮ってご参加くださいませ。また、日頃より積極的に神溶会活動にご参加くださる会員の皆様には厚くお礼申し上げます。

引き続き、神戸製鋼ならびに神溶会活動へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。


ロボット健全稼働のために送給経路の説明をしている様子(右側は筆者)

(株)神戸製鋼所 溶接事業部門 マーケティングセンター
国内営業部 中日本営業室 
三宅 崇裕


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